自然科学部では、ハッチョウトンボの保全を目的として、二ヶ月に1回、環境調査を行っています。4月16日、金城にあるトンボ公園とその周辺のトンボ生息地へ調査へ出かけました。

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トンボ公園での調査の様子

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採水調査の様子

 

 水中には、そこに生息するさまざまな生物のDNAがふくまれています。このようなDNAを環境DNAといい、そのDNAを調べることで、その水にどんな生物が生息しているか調べることができます。

 自然科学部では、島根大学と連携して、水中のハッチョウトンボDNAを調査しています。この方法を使うと、トンボや周辺の環境を傷つけることなく、水を持って帰るだけでトンボの生息状況を把握することができます。

 この日は、DNAの他に水質(COD値)も調べました。また、産業技術センターに依頼してその他のイオンなども調べます。

 現在新入部員募集中です。フィールドワークが好きな人、昆虫が好きな人、山野草が好きな人もそうでない人も、ぜひ参加してくださいね(^^)!

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左:ショウジョウバカマ 右:モウセンゴケ)

 ハッチョウトンボが生育する湿地には、このような湿生植物がよくみられます。モウセンゴケは6月ごろには白い小さな花を咲かせます。